なぜ北欧なのか? その2 [すたじお日記]
〈写真〉 セブンチェアが咲き乱れるガーデンカフェ デンマーク・ルイジアナ現代美術館
今朝、何気にテレビを観ていたら、「今、人気の北欧雑貨!」なんていう特集をやってました。
お客さんのコメントは-
「持っているだけで幸せ、癒される、明るくなる。」
「カワイイ。それに実用的。」
などの意見が多いようです。
ここ数年、人気が高まっている北欧雑貨・家具。
最近はインテリア雑誌を見ても北欧特集、多いですね~。街を歩けば「おっ、こんなところに!」
と続々と新しいそれ系のショップができていたり。
自分なりにですが、『何故、北欧系がそれほど、今もてはやされているのか』を考えてみました。
(以下、箇条書き)
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バブルの崩壊、長引く不況、先の見えない不透明感
↓
外食、外呑みの減少、出費の節約
家で過ごす時間が増える (家呑み、家で友人や家族とマッタリ過ごす)
↓
家で過ごす時間が増えるにつれ、インテリアへの意識が高まった。
日常使う、照明や器、カトラリー、家具にも気を配って、「内」での
生活を以前よりも楽しむようになった。
↓
日照時間が短く冬の長いスカンジナビアの人々のライフスタイルは
「内」に気を配るインテリアセンスが発達している。
↓
「大きな贅沢はできないけど、日々日常を少しでも華やかに楽しく」
「マッタリ、ほっこり」
というスタイルが今の日本の現状に合致。
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どうでしょう、社会学的分析(?)をしてみましたが-。
番組では、「集客力があるので、ここ最近出店しているショッピングセンターには必ずと
言っていいほど、1軒はそのような北欧関連のお店が入っています。」
とも専門家の方がおっしゃってました。
このブーム、定着するのでしょうか?それとも一過性のもので終わるのか。
『よいモノを永く愛し、使い続ける』
そんな目を肥やして、「気づき」に繋がればよいのですが、ただ単に「新しい消費を生み出す」的
に捉えられる風潮には僕としてはNGです。
「流れるように、そして流されぬように-」
そんな価値観を提案できる”studio”でありたいと思っています。
●お問合せ:info@studio-caravan.net
●トップページ:http://www.studio-caravan.net/
2010-11-22 10:38
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