季節の花々

ご来店された時、店の入口に季節の花が飾られているのをご覧になりましたか？
すぐご近所の農家さんが、わざわざ、お店のオープンの前に「これ、お店に飾んな～。」
と言って、持ってきて下さるものです。
全て畑で育てている地のものです。花屋さんの店頭に並んでいる花の派手さ、豪華さは
ないものの、凛としたたたずまいのある、まさに野花というのに相応しい花たちです。

皐月は紫が美しい菖蒲
盛夏は向日葵
初秋は紅白のコスモス、
今の時期はススキという感じで－

聞くところ、数年前に亡くなったおじいさんとおばあさんがとても花が好きな方だったそうで、
仏前に手向ける為に、年中絶やさず育てているそうです。
その花をいつも届けて下さる、明るい笑顔の農家のおばさん－。
人の縁というものを大切に、心の通うお付き合いを－、とつねづね思う訳であります。

今度、お店にお越し頂いた際には、そんな入口の季節の花もご覧になってみて下さいませ。


ＰＳ．家具のフライヤーの問合せを何件か頂きました。
　　　ご希望の方にはご郵送差し上げますので、お名前とお送り先を明記の上、
　　　下記アドレスまでメールにてご連絡下さい。

●お問合せ：[e-mail]
●トップページ：http://www.studio-caravan.net

Ｓｕｎｄａｙ ｍａｒｋｅｔ １９時までやってます

暑い日が続いています。それにしても、今年は何だか異常ですね。
都内在住のタイ人の友人でさえ、「まいっちゃうねぇ、バンコクよりも暑いよ～！」と
嘆いておりました（笑）。
そんな中、お客さまにご依頼頂いた家具、ただいま制作中です。（もう少しお待ちを！）

工場の一画に併設されているファクトリーショップという訳で、あいにく当ｓｔｕｄｉｏ、
エアコンがありません。ご来店される方には、暑くてご迷惑おかけしております。
そのかわり、写真のような昭和レトロな扇風機が空気をかき回してくれています。

午後の一番暑い時間帯を避けて、４時以降に来られるのも良いかもしれません。
だんだんと薄暗くなり、天井の高い工場でノンビリと風に当たり、夕方6時に
近所のお寺で鳴らされる「ゴーン」という鐘の聲を聴くのもオツです。
個人的にはその時間帯、蚊取り線香を焚きながら、家具や雑貨、お店のこと、
そして旅や音楽について…お客さんとノンビリおしゃべりするのがとても好きなのです。

という感じで、夏の”Sunday market"　毎週、暑さにめげずやってます。

オシドリ良品店へ

久々の休日、飯能、青梅方面へドライブに。
名栗に住む陶芸作家の方のお宅に伺い、その方の特製手作りピザをご馳走になり、
その後、青梅方面へ。前から行こうと気になっていた『オシドリ良品店』さんへ案内して頂きました。

第一印象的には、まさに「えっ、こんなところに!!」な感じです。
名栗から青梅市内へと抜ける「成木街道」という街道に面しているものの、あたりに民家や
お店らしきものはなし。もちろん通行人もいません。（雨だったせいでしょうか？）
バスの便はあるものの、駅からも遠く、ショップを開く立地としてはとても難しいような山中…。
いかんせん、ここが人を呼んでいるのです。
倉庫を改装した店内はペンキ塗りから、ご自身でされたという手作りの温もりに溢れ、
作家さんのオリジナル商品や「懐かしい」と思わず言ってしまう、昭和の時代の家庭生活用品
などが並んでいます。
窓からは小川のせせらぎが聞こえ、そこから見る山のグリーンはまるでひとつの絵画のようです。

良い店は立地を選ばない。 良い店ならば、たとえ多少、不便な場所にあっても自然と 人がどちらかで聞いてやって来る。 そんなアンテナを張っている人たちが自然と集まって来る－。

そう思わせるようなお店なのでした。
我が”ｓｔｕｄｉｏ　ｃａｒａｖａｎ”も決して駅に近い訳でもなければ、人通りの多い通りでもない、
鉄工場の一画にある小さな「ファクトリーショップ」なのですが、やはりこうでありたい・・・。

理想は－
ユッタリとした佇まいの中に、凛とした背筋が見えるようなそんなお店、工房。
以上、ある休日のｃａｒａｖａｎ店主のつぶやきでした。


●オシドリ良品店　interior&old furniture
東京都青梅市成木8-65-2
ｔｅｌ/ｆａｘ：[phone]
定休日：月・火・第３日曜日
http://www.oshidori-sou.com

ファクトリーショップにつき

最近、とても変な天候です。
「春らしくなって来たな！」と思ったら、急に冬に逆戻りの寒さになったり…。
友人から花見のお誘いがありましたが、今日の寒さで外で飲むのは
さぞかし、堪えたことでしょう。

今日はそんな寒さにも関わらず、しばらく一月の休業と聞いてか、
お客様もボチボチいつもより多めなご来店でした。

フライヤーやネットを見て、来られる方も最近は多いのですが、
毎回、初めてご来店の方々は大いに入店に迷われます。
今日、来られた何組かの方々も。
「ここってお店ですか？」と訊かれたり（笑）　外見はフツーの家、工場？
何だろう、こんなところにお店が？
と思って入ってみると、それらしい空間が…。

「５月からドイツ・北欧雑貨市をやりますので、どうぞまたお越し下さい。」
とお声掛けすると、「えっ、ここでやるんですか？」と。
そうですよね～、確かに野暮ったい工場の一角で北欧雑貨とかって
イメージ的に結びつかないかもしれません。
あくまでも、鉄工所の一部を改装したショールーム、ファクトリーショップ
というつくりですので－。

よく看板も出していない、隠れ家的なバーとか、古い一軒家や町屋を改装
した、一見、何のお店か分からないショップやカフェとかありますが、そんな
感覚に近いかもしれません。（別に狙っている訳ではないんですが）
「こんなところに、こんなお店が!?」と、見つけて頂けましたら幸いです。

●クルマは3台まで置けます。
●トップページ：http://www.studio-caravan.net